澄（す）んだ空気（くうき）にさえわたる月光（げっこう）。もうすぐ、お月（つき）さまがとてもきれいに見（み）える季節(jié)（きせつ）がやってくる。

　月（つき）の模様（もよう）は何（なん）に見（み）える？　日本（にっぽん）ではウサギだけど、ライオンやワニ、カニに見（み）えるという國(guó)（くに）もあるんだって。でも、殘念（ざんねん）ながら、月（つき）は生（い）き物（もの）が住（す）めるような場(chǎng)所（ばしょ）ではない。なにしろ、表面（ひょうめん）の溫度（おんど）は、晝間（ひるま）は最高（さいこう）１２０度（ど）以上（いじょう）、夜（よる）は逆（ぎゃく）にマイナス???１７０度（ど）にもなるんだから。

　月（つき）は遠(yuǎn)（とお）くにあるから小（ちい）さく見（み）えるけれど、地球（ちきゅう）の４分（ぶん）の１の大（おお）きさ（直徑（ちょっけい））がある。新幹線（しんかんせん）「のぞみ」が時(shí)速（じそく）３００キロメートルで月（つき）の上（うえ）を休（やす）みなく走（はし）っても、ぐるりと１周（しゅう）するのに３６時(shí)間（じかん）以上（いじょう）かかるよ。

　世界（せかい）の天文學(xué)者（てんもんがくしゃ）たちが「小（ちい）さすぎて、惑星（わくせい）とは呼（よ）べない」と決（き）めた冥王星（めいおうせい）の直徑（ちょっけい）は、月（つき）の６割（わり）ちょっと。もしも月（つき）と同（おな）じ場(chǎng)所（ばしょ）にあったら、地球（ちきゅう）からはどれくらいの大（おお）きさに見（み）えるかな。そんなことを考（かんが）えながら、秋（あき）の夜空（よぞら）をながめてみるのもいいかもしれないね。＜石戸成知（いしどしげとも）＞

毎日小學(xué)生新聞　2006年8月31日
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何に見える？：看上去象什么？
澄んだ：clear
澄んだ目： clear ［bright, shining］ eyes
澄んだ聲： 《in》 a clear voice
青く澄んだ水： the clear-blue water
冴え渡る（さえわたる）：be perfectly clear.→月はさえわたり海は靜かである. ／The moon is bright and the sea calm.
ウサギ：兔子
ライオン：獅子
ワニ：鱷魚
カニ：螃蟹
６割：60％
一割五分：15％
もしも（若しも）：假使